桑子卓を用いての裏千家茶道 風炉 薄茶棚点前の手順を記載しております。桑子卓は、様々な飾り方がございます。①一つ荘り水指を棚の中板(中段)に、棗を天板(上段)に飾る。②二つ荘り水指を棚の中板に、柄杓と蓋置を天板に飾る。(柄杓は上向け、斜めに 水屋ですること ・薄茶器に中高になるようにお茶を入れます。 ・茶筅は水で清め、茶巾、茶杓(かい先は下)とともに茶碗に仕組みます。 ・水指に八分目の水を入れます。 ・差し通しの柄杓と、荘り火箸を杓立に入れます。 菓子器はその前に正客の前に出しておきます。 裏千家茶道 風炉 薄茶平点前の手順を記載しております。平点前は、基本の点前です。割り稽古で身に付けた基本の所作と、棗や茶碗、水指等のお道具の扱いが組み合わさったものです。厳粛さを伴う濃茶とは違い、薄茶は主客とともになごやかな雰囲気のもとで行
1、茶道口建付けに茶碗を仕組んだ建水を置いて坐り、襖を開け、主客総礼して建水を取り上げ、左掌にのせ、右手を添えて両手で持って立ち、居前に進む。 風炉・薄茶・流し点 炉の 「流し点」は、古くから伝わってきたそうですが、風炉の流し点は、一時中絶していた昔あったものを、裏千家十三代円能斎が明治二十八年頃に再興したものだそうです。