また、同時にdicに対する治療を行うことで救命率を上げることができますので、ヘパリン投与などの抗血栓療法を開始します。またdicによって欠乏した凝固因子や血小板を補充するため新鮮血漿や全血輸血を行うこともあります。 輸血に関しては獣医師に相談の上、施設の紹介を受けましょう。 dic (播種性血管内凝固)の理解しておきたいまとめ ・犬と猫の dic は①血を固める材料と②固まった血を溶かす仕組みのバランスが崩れた …

【医師監修・作成】「播種性血管内凝固(dic)」感染症や癌、外傷など様々な重症疾患が原因となって、全身の血管に血栓ができたり、出血しやすくなったりする状態。|播種性血管内凝固(dic)の症状・原因・治療などについての基礎情報を掲載しています。

重度で進行性のdicでは、静脈や動脈を穿刺した部位からの持続的な出血や重篤な消化管の出血をおこすことがあります。基礎疾患に腫瘍があり末期の症状としてdicが出現することや感染症の合併や輸血によってdicが進行する可能性があります。-----